無料のスキャンアプリ、何を確認すればいい?
iPhoneでいちばん手軽な無料スキャナーは、最初から入っています。「ファイル」と「メモ」は、広告も透かしもアカウントもなしで書類をPDFにスキャンできます。App Storeの無料スキャンアプリの多くは、ダウンロードは無料でも、広告や透かし、文字認識の回数制限、サブスクリプションで収益を得ています。Skanは無料ではありません。300円の買い切りで、それ以上の支払いはありません。
最初から入っている無料のスキャナー
「ファイル」と「メモ」は複数のページを1つのPDFにまとめられ、インターネットなしで使えます。メモの検索では、スキャンした書類の文字も見つかります。手順はiPhoneで書類をスキャンしてPDFにする方法にまとめました。たまに書類を1枚スキャンするだけなら、これで十分です。
ただし、スキャンをまとめて見られる場所はありません。「ファイル」は選んだフォルダに、メモはそのメモの中に保存します。レシートの合計金額を読み取る機能もありません。
無料アプリは何で稼いでいるのか
無料でダウンロードできるアプリでも、開発費はどこかで回収しなければなりません。CamScannerは自社サイトのFAQ(英語)ではっきり書いています。無料版でできるのは基本的なスキャン・保存・共有と回数限定のOCRで、広告と透かしを消すにはプレミアムが必要です。ほかの無料スキャンアプリも、たいていこれらのいずれかの方法を使っていて、App Storeのページを見ればわかります。
それ自体が悪いわけではありません。ただ、パスポートや給与明細をスキャンする前に知っておいて損はないでしょう。
入れる前に確認したいこと
- App Storeの「入手」ボタンの近くに「App内課金あり」と出ていないか。下の「情報」にある「App内課金」で値段がわかります。週や年ごとの値段なら、それはサブスクリプションです。
- 「Appのプライバシー」の欄も見てください。「ユーザのトラッキングに使用されるデータ」があれば、他社のアプリやWebサイトをまたいで利用者を追跡するためにデータが使われる、という意味です。たとえばCamScannerのページには、識別子と使用状況データが載っています。
- アカウント登録を求められたり、アプリ独自のクラウドに保存が始まったりしないか。その場合、請求書や身分証は自分で管理できないサーバーに置かれます。
- 試しに1枚スキャンして、書き出したPDFを開いてみましょう。隅に透かしが入っていないか、文字で検索できるかを確かめます。
Skanの値段と、その理由
Skanは、知らない会社のサーバーには通したくない書類のために作りました。請求書、契約書、給与明細などです。値段は300円の買い切りで、サブスクリプションもApp内課金も広告もアカウントもありません。検索できるPDF、書類の名前付け、レシートの合計と税額、CSV書き出し、署名まで、最初のスキャンから全部使えます。
Skanはインターネットなしで動き、App Storeのページには「データの収集なし」と表示されています。人気の無料アプリが気になっているなら、CamScannerの安全性についてもどうぞ。